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環境省報道発表「太陽光発電設備等のリユース・リサイクル・適正処分の推進に向けた検討結果について」

環境省は23日、太陽光発電設備のパネルの寿命を25年とした場合、老朽化によって廃棄物になる量が2030年度に現在の約10倍に当たる年3万トンに上るとする調査結果を発表しました。下記URLをご覧ください。

http://www.env.go.jp/press/101130.html

2012(平成24)年7月から開始された、固定価格買い取り制度の導入などにより、太陽光発電の普及が進む一方、寿命を迎える数も今後増加することが予測されます。そのため2015(平成27)年度中に撤去や処理についてのガイドラインを策定して、廃棄物の削減や再利用を促す方針をたてています。

太陽光パネルの廃棄物の量は2015(平成27)年度の推計量で約2400トンとなっていますが、環境省の試算によると2020(平成32)年度には年約3千トン、2035(平成37)年度で年約6万トンになる見込みとしています。2040(平成52)年度には年約80万トンもの膨大な量に達すると見込まれています。

とりわけ、太陽光発電の普及が進んでいる九州、関東地方での廃棄量が多くなると予測されています。

今後廃棄物のリサイクル、リユース、適切な処分方法の技術開発、仕組み作り、評価方法などの構築が必要とされています。

下記画像は、おひさまネットワーク会員の3kWシステムのものです。設置後約13年半経過後のものです。数年後には完全廃棄するか、新規パネルと交換するか、このまま使えるまで使うか、現在の買取価格終了後の買取価格、撤去・廃棄費用、システム全体の劣化に伴う修理費用の見積もり、電気的事故の発生リスク等を総合勘案して結論を出す必要に迫られます。

環境省の今回の検討結果は、個人住宅のみならず産業用の設備まで見据えたものとなっています。太陽光発電設備を設置されている多くの皆様に有益なものと思います。ご活用ください。

shimotsu PV - 2

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